海洋環境保全への取り組み

世界の海で拡がっている海洋プラスチックごみ問題。自然に分解されることができない海洋プラスチックごみによって、魚やウミガメ、クジラなどの海洋生物が傷つき、死んでいます。私たちヒトにも「マイクロプラスチック」という形で影響が心配されており、プラスチックごみをいかに出さないかが考えられています。しかしすでに流出してしまっている、特に海中に沈んでしまっているごみに関しては、なかなか対応されていないのが現状です。

ダイビングスクールサンズの取り組み

ダイビングスクールサンズでは、オープンウォーターダイバーコースなどのライセンス取得コース、並びに遊びのダイビング(ファンダイビング)での収益の一部を、海洋環境保全活動に充てております。またスキルレベルの関係なくダイバー全員が取り組める活動も行っております。

「1ダイブ・1クリーンアップ」の活動

ダイビングしながら見つけた海中ごみを回収する取り組みです。ひとりのダイバーが見つけた1つのごみ、膨大な量から考えると僅かですが、海中ごみを拾うことはダイバーにしかできません。これが100ダイブ、1000ダイブ、そして日本中のダイバーのスタンダードになれば大きな力になると考えています。

「エコバック普及」活動

ダイビング中によく目につくのが、浮遊している使い捨てのポリ袋です。ポリ袋は海洋生物がエサと勘違いして食べてしまい、死んでしまう原因になっています。スーパーやコンビニでポリ袋の有料化が始まっていますが、ダイバーや地域へのエコバックの普及によって、少しでも海に流出するプラスチックごみが減らせればと考えています。